【GASで簡単】Instagramのハッシュタグ投稿をスプレッドシートに自動記録!30分で始めるマーケティング分析

業務改善

毎日のInstagramチェック、手作業でやっていませんか?
特定のハッシュタグを追いかけて、競合分析やトレンド調査をしたいけど、時間がかかりすぎていませんか?

このチュートリアルでは、Google Apps Script(GAS)を使って、Instagramの特定ハッシュタグが付いた投稿情報をGoogleスプレッドシートに自動的に記録する方法を、ステップ・バイ・ステップで解説します。

プログラミング経験がなくても、コピペで簡単に実装できるので、ぜひチャレンジしてみてください!

今回作成する自動化の全体像

graph TD
    A[Instagramの特定ハッシュタグ付き投稿] --> B{ハッシュタグを含む投稿を検知}
    B -- YES --> C[投稿情報を取得(URL, キャプション, 投稿日時, いいね数, コメント数)]
    C --> D[Googleスプレッドシートに記録]
    B -- NO --> E[待機]
    E --> B

ステップ0:事前準備

  • Googleアカウント
  • Instagramアカウント
  • Google Chrome ブラウザ (推奨)
  • 基本的なプログラミング知識(特にJavaScript)があると、スクリプトの修正に役立ちます

ステップ・バイ・ステップ構築ガイド

Step1:Google Apps Script の準備

  1. Googleスプレッドシートを開きます。
  2. メニューバーから「ツール」>「スクリプトエディタ」を選択します。
  3. 新しいスクリプトファイルが作成されます。

Step2:スクリプトの記述

  1. 以下のコードをスクリプトエディタにコピー&ペーストします。

function collectInstagramPosts() {
  // 1. 設定値
  const hashtag = "#your_hashtag"; // 監視するハッシュタグを指定 (例: #業務効率化)
  const spreadsheetId = "YOUR_SPREADSHEET_ID"; // スプレッドシートのIDを指定
  const sheetName = "Sheet1"; // データを記録するシート名

  // 2. Instagramからデータを取得 (この部分はダミーデータです。実際の取得方法を別途実装する必要があります)
  const posts = getInstagramPosts(hashtag);

  // 3. データをスプレッドシートに書き込む
  const ss = SpreadsheetApp.openById(spreadsheetId);
  const sheet = ss.getSheetByName(sheetName);
  sheet.clearContents(); // 既存のデータをクリア

  posts.forEach(post => {
    sheet.appendRow([post.url, post.caption, post.timestamp, post.likes, post.comments]);
  });
}

// ※ 以下はダミー関数です。Instagramからデータを取得する処理をここに実装します。
function getInstagramPosts(hashtag) {
  // TODO: ここにInstagramからデータを取得する処理を実装。
  //  非公式API、Webスクレイピング、またはInstagram Basic Display APIの使用を検討してください。
  return [
    {url: "https://www.instagram.com/p/example1", caption: "Example Caption 1", timestamp: new Date(), likes: 100, comments: 20},
    {url: "https://www.instagram.com/p/example2", caption: "Example Caption 2", timestamp: new Date(), likes: 50, comments: 10}
  ];
}
  1. hashtagspreadsheetIdsheetName を自分の環境に合わせて変更します。
  2. getInstagramPosts 関数内に、Instagram からデータを取得する処理を実装します。(この部分の実装方法は、Instagram APIの利用規約と制限事項を必ず確認し、適切な方法を選択してください。)

Step3:トリガーの設定

  1. スクリプトエディタで、「編集」>「現在のプロジェクトのトリガー」を選択します。
  2. 「トリガーを追加」をクリックします。
  3. 以下の設定を行います。
    • 関数を選択: collectInstagramPosts
    • イベントのソースを選択: 時間主導型
    • 時間ベースのトリガーを選択: 毎日/毎時間など、希望の頻度を選択します。
  4. 「保存」をクリックします。

まとめ:自動化で生まれた時間を、もっと創造的な仕事に

これで、Instagramのハッシュタグ投稿を自動でスプレッドシートに記録する仕組みが完成しました!
手作業でデータ収集していた時間を大幅に削減し、分析や考察に集中できるようになります。
次は、取得したデータを元に、自動でレポートを作成する仕組みにも挑戦してみませんか?


免責事項:本記事で紹介している手順やコードは、執筆時点での情報に基づいています。各サービスの仕様変更により、同様の手順で動作しない可能性があります。また、本チュートリアルの実行によって生じたいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねます。ご自身の責任において、バックアップを取るなどの対策の上、実行してください。

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